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人気が高い ●明治和本●菩多尼訶経（江戸板・明治期後印）その他

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販売価格：: ￥57600税込
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商品の詳細

菩多尼訶経（明治期後印本）★ゆうパック着払い\r【判型】折本1帖。縦255粍。\r【作者】宇田川榕庵（養庵・榕・賀寿麻呂）訳。\r【年代等】文政5年1月初刊（［江戸］宇田川塾蔵板）。明治12年2月再刊。［東京］佐伯志津磨ほか板。\r【備考】分類「植物」。『菩多尼訶経』は、西洋植物学（Botanica）を日本に輸入した最初の文献で、俗耳に入りやすいように『仏説阿弥陀経』を模倣した経文形式（折本）で綴った植物学入門書。「如是我聞。西方世界。有孔刺需斯。健斯涅律私。木里索肉私。刺愈斯…」で始まる約一一八〇字の経文風の文章で要点を簡潔に説く。楷書・大字・四行（一行漢字一七字）で記し、当時の日本人に馴染みのない人名・地名・植物の名称などに読み仮名を付す。例えば、ミモザ（オジギソウ）については「亜墨利加（アメリカ）洲有草。号密莫沙（ミモサ）。若有物触。葉縮而萎」などと紹介する。『ショメル大辞典』の蘭訳本をもとに、数種の蘭訳書に依って綴ったものという。榕庵は20歳の頃、養父・宇田川玄真（榛斎）の宇田川塾を助け、医を業とする傍ら、門人子弟の教育にあたっていたが、榛斎から『ショメル大辞典』を示され、初めて「植物学」の存在を知り、山野の草木の採集と地道な研究の結果、この日本最初の植物学の指針書を25歳の時に著した。\r★原装・題簽付・美本。和装原本は極めて稀。複製本も稀少。【参考価格（初出品時の相場です）：原本は市価10～20万円】。

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